2024年11月08日更新

どんな部屋?どんな設備? 気になる介護付有料老人ホームの居室を紹介

介護付有料老人ホームへの入居を検討する際、「居室の広さはどれくらい?」「どんな設備が備わっているの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。住み慣れた自宅と同じように、快適で安心して暮らせる空間であることは、とても重要なポイントです。今回は、介護付有料老人ホームの居室の特徴や設備について詳しくご紹介します。

居室の広さとレイアウトの特徴

介護付有料老人ホームの居室は、国の基準で個室は13㎡以上と定められています。部屋の形状は大きく分けて「長方形」と「正方形」の2タイプがあります。

  • 長方形タイプ:
    ベッドと家具を効率的に配置しやすく、必要なものに手が届きやすい設計。歩行に不安がある方にとっては、家具が手すり代わりとなり、転倒防止にも役立ちます。

正方形タイプ:
レイアウトの自由度が高く、動線を考慮した家具の配置が可能。例えば、片麻痺のある方でも使いやすいようにベッドの向きを調整するなど、より個々の状態に合わせた環境を整えられます。

居室に備えられている設備

多くの施設では、以下の設備が標準的に備えられています。

  • 介護用電動ベッド:高さ調節が可能で、起き上がる際のサポートにもなる。
  • トイレ・洗面台:車椅子でも利用しやすい高さや、手すり付きの設計が一般的。
  • 収納スペース:衣類や日用品を収納できるクローゼットや棚がある施設も。

また、電化製品は基本的に持ち込みが可能。テレビ、冷蔵庫、電気ケトル、電子レンジなど、普段の生活に必要な家電を事前に確認して準備しましょう。

インテリアや家具の持ち込みは可能?

自宅と同じようにリラックスできる空間にしたいもの。施設のルール内で、インテリアのカスタマイズも可能です。

  • 床材:多くの施設では掃除しやすいフローリングやクッションフロアを採用。
  • カーテン・壁紙:施設によっては、防炎加工のあるものなら交換可能な場合も。
  • 家具の持ち込み:ベッド以外の家具を自由に選べる施設もあり、愛用の机や椅子を持ち込めるケースもあります。
  • 照明:基本的に設置済みですが、変更可能な施設もあるため確認を。

趣味の道具:電子ピアノやパソコン、絵画道具など、他の入居者に影響がない範囲で持ち込める場合が多いです。

居室の掃除や安全対策について

施設では、居室の清掃やメンテナンスも行われています。定期的な掃除や設備の点検があるため、快適に過ごせます。

  • 見守りセンサー:入居者の動きを感知するセンサーを導入する施設もあり、異常があればスタッフに通知されます。
  • 転倒防止対策:手すりの設置や、つまずきにくい床材の使用など、一人ひとりの歩行状態に応じた環境整備が行われます。
  • 窓の安全管理:転落防止のため、開閉範囲を制限するストッパーが設置されている場合もあります。

ただし、持ち込み禁止の物品もあるため注意が必要です。

部屋に持ち込めないもの、使えないものとは…

※掲載している情報は、記事公開時点のものです。

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介護付有料老人ホームの居室や設備はさまざま。より詳しい情報と記事の続きはこちらをご覧ください。

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