2023年09月01日更新

元気なうちに検討するのが正解?サービス付き高齢者向け住宅に住み替えた理由と事例

「シニア向け住宅への住み替えは、介護が必要になってから」と考えていませんか?
実は、元気なうちに決断し、住み替える人が増えています。なぜ早めの決断が良いのでしょうか?今回は「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」に注目し、どんな住まいなのか、早めに検討・入居することで得られるメリットを、実際の事例とともにご紹介します。

サービス付き高齢者向け住宅とは?

サ高住は、高齢者が安心して暮らせるよう設計された賃貸住宅です。バリアフリー構造で、トイレや洗面設備が完備され、安否確認や生活相談のサービスも提供されます。

施設によっては、大浴場やフィットネスジム、シアタールームなどの設備が整っており、入居者同士の交流を促すサークル活動が活発なところもあります。医療や介護と連携したサポート体制があるため、将来的な不安を軽減できる点も魅力です。

主な特徴

  • バリアフリー設計(トイレ・洗面設備付き)
  • 安否確認や生活相談サービスを提供
  • 高齢者が長く安心して暮らせる契約形態

元気なうちに住み替えを決断した理由

「まだ自宅で不自由なく暮らしているのに、わざわざ住み替える必要があるのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、実際に早めの入居を決めたご夫婦の話を聞くと、その理由が見えてきます。

80代夫婦Aさんのケース

Aさん夫妻は、80歳前後を目安に住み替えを検討し、体験入居を経て「ここなら安心して暮らせる」と感じ、契約を決めました。

夫は、両親の在宅介護を経験したことで、老老介護の厳しさを痛感。看護スタッフの常駐や医療機関との連携、介護棟への移行が可能な点が安心材料となりました。また、施設のロビーで入居者同士が輪になって談笑している光景を見て、閉鎖的ではなく、自然に交流できる雰囲気があることも決め手となりました。現在は、毎日敷地内を散歩し、水彩画や帆船模型作りなど趣味を楽しんでいます。

一方、Aさんの妻は「新しい人間関係を築くことが大切」と考え、積極的にサークル活動に参加。ビリヤードや麻雀、トランプゲームを楽しみ、100歳の入居者と一緒にプレイすることもあるそうです。「私も100歳を目指して、楽しく過ごしたい」と意欲的です。食事は栄養バランスを考えたメニューが提供され、スタッフの気配りも行き届いており、安心して暮らせる環境が整っています。

早めの住み替えがもたらすメリット

あるシニア向け施設のアンケートでは、入居を検討した理由の上位は以下の通りでした。

  1. 自宅生活への不安
  2. 将来の住まいを早めに決めたい
  3. 独居生活が不安
  4. 子どもに迷惑をかけたくない
  5. 自宅での生活が困難になりそう

では、早めの住み替えによるメリットとは…

※掲載している情報は、記事公開時点のものです。

全文はオリジナルサイトで
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住み慣れた自宅でできるだけ長く暮らしたいと考える方も多いですが、シニア向け住宅へ入居したら、より安心・快適に暮らせるようになったという方もおられます。記事の続きとより詳しい情報はこちらをご覧ください。

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