立地や豪華さだけじゃない!高級な有料老人ホームはどこが違う?
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有料老人ホームの費用は施設によってさまざまですが、高級老人ホームとなると入居金が3,000万円を超えることも。月額費用も30万~50万円、場合によっては100万円を超えることもあります。 「高級」というと、好立地や豪華な建物、ホテルのような食事をイメージするかもしれませんが、実は費用が高い理由はそれだけではありません。入居される方の生活や健康をサポートする、高品質な老人ホームとはどんなものか見ていきましょう。
手厚い人員配置・きめ細やかな介護
一般的な有料老人ホームでは、入居者3人に対して介護スタッフ1人(3:1)が国の基準。しかし、高級老人ホームでは2:1やそれ以上の手厚い人員配置が行われており、これが以下のような質の高い介護につながっています。
- 入浴や排泄介助の回数が多い
- 入居者のわずかな体調変化にも対応できる
- 生活スタイルに合わせた柔軟なケアが可能
単に「介護が充実している」だけでなく、入居される方とコミュニケーションをとり、自分らしく快適に暮らすための環境が整っているのが、高級老人ホームの大きな魅力です。
充実の医療・健康管理で安心
高級老人ホームでは、24時間看護師が常駐している施設もあり、体調不良時にも迅速な対応が可能です。さらに、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの専門スタッフが常駐し、リハビリに力を入れている施設もあります。高価格帯の高級有料ホームでも、夜は介護スタッフのみで看護スタッフは常駐していないところもあるので、確認が必要です。
「おいしさ×健康」を両立した食事
高級老人ホームでは、食事にもこだわりが。管理栄養士が監修するだけでなく、ホテルシェフが考案した特別メニューを提供する施設もあります。
- 和洋中の多彩なメニューで飽きがこない
- 朝食を和・洋から選べるなどの選択肢がある
- 味つけも個人の嗜好に合わせて調整
こうした「食事の時間を楽しみにできる」ことも、生活の質を高める大切な要素です。
立地や住環境へのこだわり
高級老人ホームは、都市部の駅近で利便性の高い施設と、自然豊かなリゾートのような環境の施設に分かれます。また、居室も一般的な老人ホームより広く、レストランや家族が利用できるファミリールームなどの共用スペースも充実しています。
他にも、介護状態に差がある御夫婦でも近くに住めるよう、介護付有料老人ホームにサービス付き高齢者向け住宅が併設されている施設もあります。
※掲載している情報は、記事公開時点のものです。
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